心臓血管外科 小児

主な対象疾患

心室中隔欠損症 心室中隔欠損症(VSD)は先天性心疾患の中で最も多い疾患の一つであり、乳児期に診断される全先天性心疾患の約60%を占めています。
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榊原記念病院の先天性心疾患手術

「手術を受ける子供たちの低侵襲化を第一に考える」これが私どもの手術の最大目標であります。
現在、緊急や準緊急手術を除いた予定手術では、手術後素早く目が覚めて直ちに人工呼吸器をはずし、また、次の朝にはご飯を食べ、ICUから一般病棟に帰室 することが殆どであります。しかしながら、一見元気そうであっても、手術に伴う全身組織のダメージはかなり残っていると思われます。これは、心臓手術は他 の手術よりも身体全体への侵襲がより大きいこと、即ち、後述する人工心肺を使用して手術を行うという特殊性が大きく関与しています。従って、目に見えない 侵襲をも考慮し、如何に身体への負担が少ない手術を目指すかが最も重要と考えます。単に手術が順調に終了したから良いとするだけでなく、入院から退院、も しくはその後のquality of lifeをも見越した手術を考える必要があります。
近年、術後の早期回復を目指した低侵襲手術が注目され、さまざまな工夫がなされています。

先天性心疾患手術の具体的な低侵襲方法
心臓大血管手術件数 小児 (手術件数は術式件数による)
心臓血管手術数 開心術 非開心術
2015年(平成27年) 550件
2014年(平成26年) 453件 393件 60件
2013年(平成25年) 457件 399件 58件
2012年(平成24年) 465件 402件 63件
2011年(平成23年) 437件
2010年(平成22年) 501件 434件 67件
2009年(平成21年) 477件 418件 59件
2008年(平成20年) 487件 413件 74件
2007年(平成19年) 528件 445件 83件
2006年(平成18年) 493件 419件 74件
2005年(平成17年) 483件 406件 77件
2004年(平成16年) 435件 372件 63件